最近よく耳にする「ハイレゾ」 (正確にはハイレゾ音源)とは何か知ってる?
オレも最近まで知らなかったんだけど、「これは知らなきゃ」ってんで、
みんなに説明などしてみたり(笑)
[ip5_heading type=”h2″ style=”subheader–small” title=”ハイレゾ音源の基礎知識” ]
ハイレゾ音源は、正式には「ハイレゾリューション(high-resolution)音源」 って言って、
直訳すると「高解像度音源」、めちゃんこ情報量が多くて、
人間の耳なんかじゃ聞き取れないほどの高音域まで
再生できちゃう超スゴイ音源なんだよ。
形としては、CD(コンパクトディスク)なんかと同じデジタルデータ。
ただCDなんかだと、
22kHz(=22,000Hz)までしか記録や再生ができないところ、
ものにもよるけど、ハイレゾはなんと
100kHz(=100,000Hz)近くまで記録・再生ができるんだ。
[ip5_heading type=”h2″ style=”subheader–small” title=”それってすごいの?” ]
まず「キロヘルツ」って何か?
そもそも音は空気の振動で生み出されているんだけど、
この振動が1秒間に何回あるかを周波数といって、
この周波数が多ければ多いほど、それは高い音に聞こえる。
人が感知できるのは、20Hz~20kHz(20,000Hz)で、
ハイレゾ音源は、悪くてもその倍以上の、
50kHzくらいの高音域まで出せる。
つまり!人間の耳じゃあ聞き分けられないほどの高音域まで
ハイレゾ音源はカバーしてるんだ。[ip5_divider style=”solid” margin_top=”20″ margin_bottom=”20″]
「そんなの意味あるの?」ってツッコミうけそうだけど、確かに意味はある!
人は、たとえ聞き取れなくっても、体全体を使ってその振動を感じているんだ。
コンサートなんかに行って、震えるほど感動したから思わずそのCDを買っちゃったけど
家で聞いてみたら、そうでもなかった… ってのは結構よくある話だよね。
これは、ホールや会場なんかだと、カラダが聞き取れない周波数の音を
振動としてカラダで敏感に感じ取っていたからなんだ。
その感動を、ハイレゾ音源なら、かなり忠実に原音を再現することができる!
[ip5_divider style=”solid” margin_top=”20″ margin_bottom=”20″]今から30年ほど昔は、アナログレコードが全盛だった。
そんなときにCDが登場したんだけど、
当初音楽通の人には受け入れられなかったんだ。
というのも、アナログレコードは50Hzくらいまでの音域があったのに、
CDの音域は22kHzくらいまでの、
人間の耳で聞き分けられる音しか入っていなかったから。
それほど、高音域が入っているというのは、
「良い音」のためには必要なんだ。
ヒトが聞き取れる範囲 | 20Hz~20kHz |
CD | ~22kHz |
アナログレコード | ~50kHz |
ハイレゾ音源 | ~96kHz |
[ip5_heading type=”h2″ style=”subheader–small” title=”ハイレゾはどうやって聴く?” ]
普通、聴きたい曲があったら、お店でCDを買ったりするよね。
でもハイレゾは、ネットでダウンロードして聴くことになる。
ハイレゾ音源は、その高音質ゆえにデータサイズが大きくて、
これまでのメディアではなかなか収まらない。
ネットでのダウンロードも、以前のように高速回線のない時代じゃ無理だった。
だから、プロの人たちがスタジオ録音をするときなんかにだけ使ってた。
それが、今なら、ネットを介して簡単にダウンロード&鑑賞することが
できるようになったんだ!
音源そのものは、音楽配信サイトに行って買うことになる。
「ハイレゾ音源 購入」と検索してもらえれば、
すぐにいくつかの配信サイトが出てくるよ。
オレとしては、SONYがやってる「mora」や、「e-onkyo music」なんかを使ってる。
そこでシングルなら1曲500円くらい、アルバムなら3000円少しで買える。
店に行くより簡単だし、なんと言っても視聴できるのがいい。
基本的に全曲30秒ほどの視聴ができるようになってるんで、
サイトに行って、おすすめ曲を聴いてみて。休日がちょっと楽しくなったりね(笑)
[ip5_heading type=”h2″ style=”subheader–small” title=”注意点!” ]
こんな良いことだらけのハイレゾだけど、聴くには最初にちょっと頑張らなきゃいけない!
[ip5_divider style=”solid” margin_top=”20″ margin_bottom=”20″]必要なものは、自分のスタイルによって変わるんだけど、
まずは、「インターネットに接続されたパソコン」は確実に必要になるよ。
PCの右下にあるスピーカーのマークをクリックしてもらって、
出てきた小さいウィンドウの上部にあるリアルなスピーカーマークをクリックしてみて。
すると、プロパティウィンドウが開くから、その中で「詳細」タブを押してね。
そんでもって、「規定の形式」から「24ビット、192000Hz」を選べばOK!
こう書くと難しそうだけど、ものの1分で終わるからやってみてね。
[ip5_divider style=”solid” margin_top=”20″ margin_bottom=”20″]これで音楽サイトに行って、聴きたい曲を購入&ダウンロードするんだけど
これだけではダメで、ハイレゾ対応ヘッドホン(イヤホン)が必要になる。
これがなかなかに高価で、軽く2万円は超えやがる…。
そこで、オレのおすすめは、SONYのハイレゾ対応ウォークマンを買うことだ。
というのも、コレを買うと、PCからウォークマンに入れて、
付属のイヤホンを付けるだけで、
いつでもどこでもハイレゾを聴くことができるからだ。
あと、iphoneで聴きたい人も、
専用の再生アプリを買ってインストールすれば聴けるよ。
(ONKYO HF PlayerとかFLACplayerなんかが一般的)
ただし、イヤホンやヘッドホンは必要だからね!
[ip5_divider style=”solid” margin_top=”20″ margin_bottom=”20″]もしスピーカーでもって鳴らしたいっていう場合は、
本格的なオーディオセットが必要で、たぶん数十万円はするな…。
うん、オレには無理だ!
音楽に命をかけてるヒト、めっちゃお金が余っちゃったヒトはやってみてね。
(あぁ、宝くじでも…。いや、真面目に働いて買ってやるんだ!)
簡単に流れをまとめると
[ip5_ornament design=”bg-deco-postit2″ width=””]1:PCのビットレート設定を変える
2:再生用デバイスをそろえる(ヘッドホン/(持ち歩くなら)携帯型プレーヤー)
3:サイトからDLして、プレーヤーに入れて聴く[/ip5_ornament]
みんなも是非ハイレゾで、高音質を楽しもうね!!!